どこでもできる肩こり解消法
肩や首が慢性的に凝る方には、自宅でできるお灸をすすめているのですが、以前、出産直後の方に、こどもから目が離せないので家でゆっくりお灸をする時間がとれないという意見をいただいたことがあります。また、仕事で疲れてきた時にデスクでできる対処方法のご質問もよく受けたりします。
今回はそのような状況の方にぴったりの、手軽に場所を選ばずできる指圧での肩こり解消方法をご紹介します。
家庭用のお灸での方法はこちら指圧のコツと注意するポイント
・垂直にゆっくりとツボに指を押し込んでいき、痛みが出たり、気持ちのよい位置で十秒ほど保持、その後ゆっくり力を抜く。これを1カ所につき3回ずつ行う。
・指をグリグリと回すように動かさない。
指圧のツボ

小海(しょうかい)
肘を曲げると出来るシワの内端
腕骨(わんこつ)
手首の小指側の端から指先に向かって指の幅2本分くらいの所。
曲池(きょくち)
肘を曲げるとできるシワの外端。

天柱(てんちゅう)
首の骨の外側で、後髪の生え際付近。
肩貞(けんてい)
ワキの下の後ろ端。
肩井(けんせい)
首の骨から肩の骨にかけての中間点。